世界で戦うためのロードバイクトレーニングを読んで

 
今日は内容的に真面目一辺倒で文章ばっかりなので苦手な人はパスで。
 
さて、タイトルの通り土井ちゃんの著書「世界で戦うためのロードバイクトレーニング」という本を買ったのでその話をば。
 
本屋で買って家に帰ったら、嫁に何になるつもりなんや?という顔をされましたがこの辺のリアクションはもう慣れてきてるw
 
今年のはじめにスポーツ自転車に触れ、右も左もわからずひたすらに乗り続けて遅いなりにタイムを縮めてきたけど
 
最初は全然意味のわからなかった理論(ポジションだったり、フレームやホイールの話だったり)も最近体験の中で理解できるようになってきてて
 
それならばネットや雑誌の付け焼刃的な情報ではなく本で学ぼうと。
誰でもいいわけじゃなくて尊敬できる選手なら素直に聞けるだろうとw
 
尊敬してやまない宮澤崇史さんの本か、土井ちゃんの本か迷った結果、内容が面白そうなこっちをチョイス。
 
内容について全部は触れないが、今回は練習強度(トレーニング)の話は本当に共感する部分が多かったので自分なりの解釈を書きたい。
①高負荷をかけるほど成長する(短時間高負荷=長時間低負荷は同じ強度)
②高負荷練習はリミッターを解除しないといけない(プロはレースが高負荷トレーニング)
③実力がついてくると短時間で高負荷をかけれる(逆に初心者は長時間低負荷をお勧め)
 
 
グループライドは①の考え方でいくと…
基本的に速度の遅いグループライド。
低負荷でも長距離になると負荷は短時間の高負荷と同等になるという事。
現に100km超のライドを経験した後では体感があるくらいレベルアップしていますし、
コースに山があったり、速い人にくっついて行くというのも経験値になる。
 
基本が出来ていない状態で高負荷のLT走をやってもきちんと不可がかけられないし、先ずは乗る時間を増やす、グループライドで楽しく距離を稼いでレベルアップというのがベターな練習となる。
 
②については、自身の話に置き換えると自転車に乗り始めてすぐSTRAVAを教えてもらい区間記録に挑戦し続けてきた自分は基本的にのんびり、ダラダラと自転車に乗る事はない(回復走などは除く)。
 
走る前にどのコースをどういうタイムor縛りでどうクリアするかを設定する。
たいてい自分の狙ったタイム(限界値ちょい上程度)の人のペース配分を見て速度目安や地点リザルトを設定し走る。
 
ギリギリ達成できない目標にしているのでだいたい失敗に終わるが、タイムはぐんぐん伸びる。もちろん走った後も自分の区間記録を見直し修正点を探す。
 
始めたばかりのころは8:21でも3か月もしないで5:04までタイムは縮まってる。(星越峠 距離1.9km平均勾配5%の参考記録)
 
あと同じ場所を続けて走らないのもミソだと思う。
同じコースはペース配分や自分の限界を意識しやすくなりますので自然とリミッターがかかる。3つくらいのコースを日替わりで走る方が良いんじゃないかと。
 
③はいまだに未踏の部分、①②の反復練習の末にたどり着けると思うんで日々精進かなと。
 
そんなわけで今日はどうしても本を読んで誰かに伝えたかったトレーニングの話をば。
本も面白いのでぜひ買って読んで宜しく。