初心者が100km走れるようになる方法

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ロードバイクに乗ったらやってみたい事

ロードバイクを買った理由は様々だろうが、ロードバイクに乗ったらやってみたい事も様々。いきなりレースに挑戦したいって人はほんの一握りで、多くの場合、グルメライドで美味しいお店を探したりやロングライドで綺麗な景色を見に行ったりじゃないかと思う。

かくいう自分も最初にクロスバイクを購入した時は、一眼レフを買ったばかりで色んな場所にライドして景色を撮影したかった。その時はサイクルジャージも着ないし、ビンディングシューズなんて履いたらオシャレさの欠片もないと毛嫌いしていたw

始めたばかりのころに一番走った距離は30km程度。隣の市にプロショップを覗きに行ったりしたが、当時は結構乗ってる気になってた。

 

ロードバイク3つの壁

独断と偏見で初心者が最初に目標とすべき3つの壁があると思ってる。

①巡航速度30km/hの壁

②走行距離100kmの壁

③足つきなしの5~10km程度の登坂(平均斜度5%程度)

最初から出来る運動神経の塊みたいな人は除くが、大抵の人は最初できない事だと思う。恥ずかしながら自分はどの壁もぶち当たりなんとかクリアした凡人。

 今回はなかでも一番イージーだと感じる②の走行距離100kmの壁について書く。

走行距離100kmの壁

自転車漫画も色々あって読んでみたり、いろんな人のブログを読んでると100km超えたらロングと言っても恥ずかしくないという事を感じ始めた。ただ100km走るとなるとだいぶ遠くに行かないと達成できないし、走る意味みたいなのがないとなかなか動き出せないものだ。逆に100km走れるようになると世界が広がり気軽に色んなところへ行けるようになってしまう。ロードバイクがインテリアになるかどうかは100km走行を早々に経験するか否かの差ではないかと思う。

 

1人で走るのは怖いのでグループライドに参加

1人で走るのはメカトラブルや万が一事故にあったときなど考えると正直怖いなと思っていた矢先、CycleSizeのリーダーとSNSを通じて知り合いグループライドに混ぜてもらえることになった。約100kmほどのロングライドを検討中との事で参加する事に。当日現地で待っていたのは1年以上の経験者たちで自分だけ30km以上走った事のない素人。途中で泣いてギブアップしないか不安で怖かった。が、この機会がなければ今でも自分は100kmに挑戦できていなかったと思う。

 

100km完走できるかどうかはコース設定で決まる

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車に乗ってるときには気付かない路面の荒れなんかもメンタルを削ってくるし、デコボコ道は地味に足に響いてくる。精神的な疲れは無駄に体力を奪い、結局心が折れて引き返すみたいなケースも一人ならあると思う。グループライドでは経験豊富な先輩がコースを設定しているので大抵、初心者でも走りやすいルートになっている。車道が広い道や交通量の少ない道、補給場所が定期的にある道などいろいろ考えられている。

 

 

先頭を走らなければ体力を温存できる

正直自転車に乗り始めたころは風よけくらいで楽になったりするわけないとか思ってた。でもグループで走ると本当にこれは実感できる。これまで全力で漕いで30km/hそこそこだった自分が28km/hで巡航していたのには衝撃を受けた。ここで勘違いして俺はけっこう走れると思ってしまい、この後同僚を誘って走ったしまなみ海道往復でDNF(途中リタイア)を経験する事になるのはまた別のお話w

 

休憩のたびに補給することを忘れない

初心者にありがちなのはお腹すいてないから食べなくても平気という考え。お腹が物理的にすかなくてもエネルギーはどんどん枯渇していってる。今までにないペースで走ってるのも自分が考えている以上にエネルギーを消費している。だから休憩のコンビニでは都度パンを1個食べるorゼリーを食べるくらいな考えでもいいと思う。水分は常に余裕をもっておき走りながらでも飲めるようにボトルだけは最低限準備していこう。

走ってる最中にお腹がすいたり、頭がぼーっとし始めたらハンガー手前の状態。そこから脚に全く力が入らなくなり、しまいには座り込んでしまう。そうなる前に転ばぬ先の補給を常に考えておく。

身体の異変は気になり始めたら遠慮なく経験者に伝えた方が良い。無理をするとその後リカバリーできない状態になってしまいそれこそ本当に迷惑になってしまう。

 

まとめ

はじめての100kmライドをするために、というか自転車にどんどんはまっていく為にグループライドに早い段階で参加する。初心者の時期を早く突破すると楽しみは何倍にも膨れ上がる。ロングライドをすごく難しく考えるかもしれないがチャレンジしてダメならまたリベンジというくらいの気持ちでもいいかもしれない。まずは走り出すかどうか…これに尽きると思う。