冬の夜道も安心!ロードバイクのライトに迷ったらフリックフラッシュ800をオススメする理由
10月もそろそろ終わろうかという秋まっただなかな今日この頃。
平日も仕事終わりにロードバイクに乗る属性の自分にとってはつらい季節。なぜなら今住んでる愛媛でも17:45頃には日没になってしまいあっという間に暗くなってしまうから。別に寒い分には着込めば良いけど暗いのはどうも思うようにスピード出せないし危険なので嫌いだ。
もともと400ルーメン程度のライトを使用していたが、ランタイムの問題が大きく買い替えを検討していたところ件のフリックフラッシュ800にたどり着いたというわけだ。買ってから2か月程度使用してみた感想としては非常に快適。このライトを選んだ過程をまとめたので参考になればうれしい。
ロードバイクのライトを選んだ過程
①普段使いに必要なランタイムとは
今回の前提は普段使いとして進める。その為、電池式は財布や地球にエコではないので除外しておく。
ライトと言えば先ずキャッツアイを思い浮かべるだろう。voltシリーズは堅牢で一流メーカーならではの品質からロードバイク仲間で誰か持っているのを見た事があるはず。自分もその評判を頼りにvoltシリーズの800、1600あたりを検討していた。優先すべきは明るさ(ルーメン)とランタイム。いくら明るくても一時間しか使えないなら意味がないし、10時間使えても明るさが物足りなくても意味がない。
過去使ったライトは最大の400ルーメンにすると一時間しか使えず、やむなくミドルモードで150ルーメンで使用していた。それでも三時間程度しか持たず毎回ライドのたびに充電が必要だった。
voltシリーズを検討している際に必要な明るさのワンランク上を買うと良いという言葉を見かけたが本当にその通りで、例えば800ルーメンの明るさが欲しいならvolt1600を買うと800ルーメン程度の明るさをより長く使える。ただし10時間大きな明るさを必要とするのはブルベなどに挑戦する一部の人たちで普段使いでオーバースペックなものを選ぶと今度は重量が嵩む。ハンドルに取り付けると意外と大きなライトは邪魔である。
とりあえずメーカーサイトから一覧表をまとめてみたのがコチラ
VOLT400 | VOLT800 | VOLT1600 | フリックフラッシュ800 | |||||
点灯ローモード | 50lm | 約18時間 | 200lm | 約8時間 | 200lm | 約15時間 | 220lm | 約9時間 |
点灯ミドルモード | 100lm | 約8時間 | 400lm | 約3.5時間 | 500lm | 約5時間 | 420lm | 約5時間 |
点灯ハイモード | 400lm | 約3時間 | 800lm | 約2時間 | 1600lm | 約2時間 | 800lm | 約2時間 |
点滅モード | 約60時間 | 約100時間 | 約100時間 | 550lm | 約40時間 | |||
ハイパーコンスタント | 約11時間 | 約7.5時間 | 約12時間 | |||||
重量 | 120g (バッテリーを含む) | 140g (バッテリーを含む) | 260g (本体・充電池のみ) | 約144g(ブラケット含む) | ||||
価格 | ¥8,500+税 | ¥16,000+税 | ¥25,000+税 | 8,300円+税 |
②必要な明るさを知る
ランタイムと同様に自分のライド環境でどれくらいの明るさが必要なのかを把握する必要がある。街頭が少ない峠道を夜走るなら400ルーメン以上の明るさがないと怖くて走れない(自分は)。路面が街頭で視認できてるような街乗りメインであれば200ルーメン以下で十分だと思う。これまでの経験上、上記のルーメン棲み分けになってる。
で、自分は仕事終わりに山に登り、下る頃には真っ暗なので400ルーメン以上は必須、かつもっと明るいとなお安心だった。この時点で上記の表を参考にすると下記のようになる。
VOLT400 | VOLT800 | VOLT1600 | フリックフラッシュ800 | |||||
点灯ローモード | 50lm | 約18時間 | 200lm | 約8時間 | 200lm | 約15時間 | 220lm | 約9時間 |
点灯ミドルモード | 100lm | 約8時間 | 400lm | 約3.5時間 | 500lm | 約5時間 | 420lm | 約5時間 |
点灯ハイモード | 400lm | 約3時間 | 800lm | 約2時間 | 1600lm | 約2時間 | 800lm | 約2時間 |
点滅モード | 約60時間 | 約100時間 | 約100時間 | 550lm | 約40時間 | |||
ハイパーコンスタント | 約11時間 | 約7.5時間 | 約12時間 | |||||
重量 | 120g (バッテリーを含む) | 140g (バッテリーを含む) | 260g (本体・充電池のみ) | 約144g(ブラケット含む) | ||||
価格 | ¥8,500+税 | ¥16,000+税 | ¥25,000+税 | 8,300円+税 |
③コストパフォーマンスの大切さ
ここまで出揃ったなかで必要な400ルーメン以上のランタイムが長いのはvolt1600もしくはフリックフラッシュ800。若干劣る形でvolt800。ただし値段を見て欲しい。volt1600はフリックフラッシュの約3倍の値段だ。volt800の半額でもある。これが会心の一撃となりフリックフラッシュ800に決定してしまうのだが、他にも重量を見て欲しい。volt1600は断トツの重さを誇る。この数字はちょっとげんなりしてしまった。
フリックフラッシュのデメリット
フリックフラッシュのすばらしさを上記で理解いただけたと思うが、本音を言うといくつか悪い点もある。
①マウントがゴム製
これはぶりおにーるさんのブログでも言われていた。ゴムベルトのマウントとなるのがデメリットと思う理由は、将来的にレックマウント使おうと思ったときにライトをコンパクトに取付てきない事、ゴムベルトだと振動がひどいとだんだん頭が下がってきてしまう事などが挙げられる。個人的には前者がネックとなる人が多いのでは?と思う。
②見た目がちょいダサい
これは個人的ン好みでしかないのだが。。。キャットアイのようにシンプルなデザインもあってよかったのではと思う。ハンドルに取付していると主張してくるデザインなので個人的にイマイチ気に入る事が出来ていないw
まとめ
まあ最後に総括するとフリックフラッシュ800を買ったことに後悔はない。夕暮れ以降のライドは革命的に楽になったし、ライトが不安で夜やトンネルが怖かったあの頃が懐かしいw価格的に試験的に導入しサブライトにしても惜しくないんじゃないかしら。いつかvolt800は買おうと思うが数年はこれで問題なくナイトライドも楽しめそうだ。