淡路島を一周する行為を人はアワイチと呼ぶ
cyclesize結成元年総決算として発足当初よりアワイチ行きたいねーなんて言っていたけどもフワフワした想いがようやく実現された。
約150kmで獲得高度1200m、目標約10時間程度なので難易度が高いかと言われれば初級者卒業式として最適なレベルだろう。あとは何時間で一周するかで難易度の調整は出来る。
出発の朝に
愛媛県は新居浜市という片田舎で集合して乗り合わせし現地に向かう。チームカーのリーダーのキャラバンには5台収納でき、かつ6人まで乗車できるので軽い遠足気分で行き帰りの道中もワイワイ出来るので遠征はかなり楽しい(''◇'')ゞ
待ち合わせの5時に事件が起きる。お笑い番長のマコちゃんが連絡不通。これ完全に寝てるんじゃねー?ってなった5:15に子供の熱で欠席の連絡が入る。マコちゃんは残念だが、遅れが出ているので急いで出発。
一枚目の写真は車移動で周りに迷惑をかけましと二日前にアイコスにしたたつ兄www
明るくなりはじめて徐々にテンションが高まる面々。
スタートの地、淡路島津名港
今回のコースは
①南部に登りが集中しているとの事で早々に南部をクリアして後は疲れてても平地なので惰性で走る。
②淡路島バーガーは絶対食いたい。(12時頃にその辺りに到着予定とする)
③ラスト50km地点でショートカットルートを用意し限界な人はそっちから津名港へ帰還する(合計100kmコース)
だいぶザックリしたプランだ。なぜなら参加者9名全員アワイチ童貞だったからだ。まさに行けばわかるさ迷わず行けよ論者。
スタート地点で無難に合流しロードバイクをよちよち組立てさみーさみー言いながら出発の儀を執り行いスタート。
淡路島には4つの峠がある。
ひとつめは水仙郷。これが一番高度あるんかな?そこまで強度高くない。トクちゃんみたいなゴリゴリペースに合わせなければ、だいたいみんな脚付きなしで登れる距離と斜度。そして水仙郷は二度登るのでふたつクリアした気になるんで注意w
ふたつめは土生灘。これは正直あっさり終わる。みっつめは福良へ向かう道の途中、よっつめは淡路島ICの下あたり。これを何km/hで登るかによって話は変わるがロングライドの強度であれば正直ハナクソ。
下の写真はアウタートップで坂を上る屈強な4人。私はヘタレなんでいません。
昼飯は淡路島バーガー
ここまでスタートから50km程度。登りがたて続いたのでグループ内にも不満の声が増えてくるwもう登りたくないって声が多数。しかし心を鬼にし耳を塞ぐ。まあそうこうしてるうちにい昼食場所。この淡路島バーガーを食いに来たと言っても過言ではない。味は美味。天邪鬼の自分は二番人気のグラタンバーガーを食った。カズキさんは欲張りなので一位と二位を単品で注文し食べ比べしてたw結果二位のグラタンバーガーの方がうまかったらしい。まあいち個人の感想だ。
淡々と平地部を走る
昼食を終えたくらいから小雨がパラつく。路面がウェットなうえにタイヤが水を跳ね上げるので車列組んでると水の掛け合い。夏は良いがこの季節は寒い。そして尻も濡れて冷えてくる。そんな中私が先頭を引いてるときに事件は起こる。
坂を上り下ったら見覚えのある風景なのだ。似たような民宿があるもんだとか思ってたらカズキさんがさっき通った道だと言い始める。皆がざわつく。そう、同じ道をグルグル回るという迷子になっていたのだ。幸い飯直後で体力に余裕のある面々は笑って許してくれたがこれがラスト10kmとかでやってたらきっとタコ殴りにあってただろう。事なきを得て何より。
ショートカット地点に到着したが脱落者ゼロ。みなアワイチ完走を目指すという。心意気や良し。幸い海風もなく30km弱巡航で淡々と走る。日も暮れた18時にスタート場所の津名港へ到着。
事故もケガも(カズキさんの膝は除くw)なく無事アワイチ達成でござい。何度も言うが難易度は高くないが初心者が行ってなんとかなるってものでもない。あくまで初心者を卒業できるかなーってくらいの人が腕試しに行くと良いんじゃないかと思う。