ローディーの強さのバロメーターであるミトコンドリアのことを知ろう

これまでのブログのなかで雑にミトコンドリアに触れることが多々あったがちゃんとミトコンドリアについて書いておくことにした。

 

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ミトコンドリアってなにそれ?美味しいの?

 ①ミトコンドリアはエネルギー工場で毛細血管というインフラで運ばれてきた酸素をエネルギーにかえる役割がある。

 

ミトコンドリアは短期間に増えたり減ったりする。加齢による減少と不良化があり、これが老化と直結する。※不良化とは活性酸素を生成割合が増えるミトコンドリアの質の低下を指す。

 

代謝が悪くなって太ったとかもミトコンドリアの減少が関わっている。エネルギーの生産量が減ってるので蓄えられるという方程式。代謝が落ちると美容的にもよくない。

 

④他にも免疫系だったり、認知の予防にもミトコンドリアの増加が効果的という研究結果もあるようだ。

 

まとめるとランナーやローディにとってミトコンドリアは必要不可欠であり、あればあるほど強いと言っても良い。私、ガチ勢じゃないんでって人も、健康や美容に良いし、痩せやすくなると思えばミトコンドリアがだんだん欲しくなってくると思う。

 

ミトコンドリアの増やし方

①寒い中運動をする(体を冷やす)

寒い中で運動をすると次第に体があったまってきて汗をかきはじめる。これはミトコンドリアが活性化しているらしい。冬場のトレーニングはこれに基づいて推奨されているが、寒い中どうしてもなかなか走れないって人はお風呂上がりの直前に水を被るといいらしい(サウナ⇄水風呂も同義)。他には乾布摩擦や寒中水泳。(昔の人がやってる事にはちゃんと科学的に意味があるんだなーと思った。)お手軽にミトコンドリアを増やせる。が、心臓麻痺には注意をば。

逆に寒ければ寒いほどミトコンドリアが増えるんでは?と今朝も5度のなかウィンブレ一枚で走ってきた。意外と問題なくてビックリ。

 

②空腹時に運動をする

ロードバイクは大抵筋肉や内臓に貯蓄したグリコーゲンを使っている。これが枯渇するとハンガーノックと呼ばれる状態になるんで飯は絶え間なく食うし、運動前にも2時間後にエネルギー還元されるように食事をしておく、というのが基本。だけど、トレーニングにおいては運動前に食事を行わず空腹状態で行うのが良い。運動中にグリコーゲンが枯渇するとカタボリック(筋肉の分解)が起きるんでは?と心配していたが、グリコーゲンは糖であり、カタボリックはタンパク質の枯渇が原因なので問題ない。ただし、運動直後に炭水化物が枯渇しているので補給しないとカタボリックの原因になる。話を戻すと空腹状態で運動することでエネルギーが足りてないって脳が危機を感知しミトコンドリアの仕事効率を良くしたり増員を決定させる事になる。

 

ミトコンドリアと炭水化物

運動をするとミトコンドリアは増えるが運動を休むと二週間程度で減少するという話もある。なので休みなくトレーニングした方が良いと感じるが、エネルギーとなる炭水化物は不足しがちになる。休むとカーボローディングというエネルギーを貯蓄するようになるので休息とトレーニングも良い案配があるようだ。

 

 まとめ

いつものようにダラダラと書きなぐったが、まとめると寒い日に空腹で運動すると良いという事。これに習って一番寒い早朝五時を狙って空腹の起き抜けのままロードバイクに飛び乗り50kmを走っているがミトコンドリアが活性化しているかどうかはわからないw当たり前だけどw