ロードバイクのトレーニングにおいて一番重要なもの

なんか最近こんなタイトルばっかりで書いてる気がする。
ただトレーニングを続けるなかでモチベだったり、知識だったり、機材だったりするよりももっと大切なファクターがあって自分はそれにすごく恵まれているなと感じた。
それは切磋琢磨できる練習仲間だ。

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んまー自分の周りは奇跡的に練習大好きな変態が集まり、誰かが勝手に練習会が組んでいたり、呼びかけなくてもほぼ100%出席という面々ばかり。
逆に毎回全力を出す面々なので一回参加して心が折れてそのまま来なくなるというケースもよくあるwこういうのは来るもの拒まず、去る者追わずで継続していけば良いのかなと。

 

まあそんな練習仲間がいるメリットとデメリットをまとめる

 

1.疲れたりモチベが下がるのを防げる

今日は走ろうかどうしようかって気持ちの時も、お!今晩夜練あるな!ってなると自然と乗ってしまう。それに自分が休んでる間に誰かが走ってるのを見て刺激を受ける時も多々ある。心の根底にあいつらに負けてられない!というものがあるのだろう。仲間とは友達ではなくライバルに近いんじゃないかしら?w

 

2.強度が維持できる

一人なら息も絶え絶えになり、脚がパンパンになったらすぐに緩めてしまうだろう。ただ集団で走っていると千切れ=死(二度と車列復帰できない)という意味なので意地で食らいつく。この食らいつきを何度も重ねる事で限界突破を促せるし、キツい時の凌ぎ方を体が覚えていくようになると思う。逆に調子の良い時は仕掛けまくってちゃんとオールアウトするw

 

3.毎回レースをイメージした展開で力試しができる

強度維持に近いものだが、必ず調子の良い悪いが誰にもあって、調子の良いヤツは躊躇なくアタックをかけてくる。それに振り回されながら耐える。ゆうきに聞いた話だが、この間のレースの表彰台にあがった面々はローラー練やグループ走は一切しないで、こういう千切り合いの実践練習しかしていないそうな。

 

デメリット
1.時間を合わせる事によるロスや手間がある

これは意外と馬鹿にできない。待ち合わせる時間があれば少し前もって到着するのが大人のマナー。一人ならその10分程度でも2~5km程度走れたりする。あと練習日時の周知の手間なんかも出てくる。そういうシガラミを嫌う人はパッと一人で走って終わらせた方がストレスがなかったりする。


2.脚の差があるとお互い練習にならない

例えばヨーイドン!でスタートしても2時間の練習の序盤5分で千切れて一人旅となっては全く意味をなしていない。逆に速い人が遅い人にペースを合わせてもトレーニングとしての価値はだだ下がり。近いレベルで鎬を削りあってこその練習仲間だと思う。
今の練習仲間内でも「誰かが成長してレベルが合わなくなったらソイツは別のグループを探して練習をするだろう。だから全員が常に誰よりも強くなろうと取り組んでいないと練習会ってのは成立しない」って話はよくする。

 

3.そもそもそういう相手がいない

よくあるのが2の同じレベルの人を探すのが困難な場合。その場合は少し上、少し下あたりも視野に入れて探す。少し下の層の場合は最初は育てていくという過程も必要だが、向上心の高いタイプの人であれば練習会の強度にすぐ食らいつくようになると思う。折れない気持ちを持ってる人を周囲はリスペクトしてるし、脚力云々よりお互いリスペクトしあえる環境ってのが大事かもと思う事もある。

 

 

とまあ、色々書いたがまずは安全第一が原則となる。良い練習会もケガや事故があっては台無しになるので、熱中しながらも常に冷静さを持ち、集団走行も周りの動きをしっかり見る習慣をつければ尚よいかと。