プロテインの事をちゃんと勉強しよう
先日、経験ベースでレビューを書いたが、ちゃんとした事を学ばずにいい感じっすって無責任過ぎるよなーって事で勉強してみる事に。
kontaro0321.hatenadiary.jp
栄養学ってのは論文の数だけ正解があって何を正とするか難しいところだが、長年の研究をもって結果を示し続けている山本義徳先生の著書(なんとキンドルアンリミテッドなら全部無料で読めてしまう)を読んで勉強してみた。内容は難しい単語もあるが、読みやすくサラサラ読めるので本当にオススメしたい。
そんな中から今回はトレーニーとしてではなくローディーとして興味のあるトピックだけを抜粋してみた。
・ゴールデンタイムはトレーニング後3時間。
ホエイは60分後に血中アミノ酸濃度が上昇するのでトレーニング後2時間以内にプロテインを飲めばGT内には収まるが、トレーニング直後ではなく数十分して副交感神経優位になってから飲むのがベター。トレーニング中、血中アミノ酸濃度が減少することでコルチゾルが増える為、トレーニング1時間前に飲んでおく。ちなみにトレーニング後48時間は筋タンパク合成が亢進している状態の為、タンパク質は摂取し続けるの良い。
※ゴールデンタイムについてはメーカーによって作られた嘘であり、筋タンパク合成が亢進する48時間を正しくは指すという文献もある。
・カゼインを摂取するならホエイで十分。
カゼインの有効性を唱えるグラフはロイシン基準で同等量とした結果であり、ホエイとカゼインと同等量摂取した場合、3時間後の血中アミノ酸濃度は同等となる。
またホエイの特性の一つである免疫力の向上はカゼインにはない。ホエイに5gオイルを混ぜて摂取するだけで吸収速度を調整可能。
いや、上記だけじゃないんだけども、今まで乱雑に集めてきた情報が一本の筋に整理されていった感覚。
例えば、本著には触れられていないBCAA。コルチゾルの増加に対して一番キモとなるアミノ酸はロイシンとある。これはバリン、ロイシン、イソロイシンをとりあえず応急的に摂取するBCAAの用途に合致しているよなとか。(但し山本先生自身はBCAAについては否定的で、EAAの摂取を推奨している※下記動画参照)
まあ先日書いた内容がほぼ否定される結果にw
100%この著書が正しいとするかは個々の自由。ただ何をおいてもホエイプロテインを摂取するという選択肢はメリットしかないように思う。
最近では外通に抵抗ある人向けにAmazonでもマイプロ取り扱いあるのね!
チョコレート系は無難に飲みやすいし、いろんな味があるので自分好みを探すのもまた一興かと。(無責任)