きらら浜クリテリウム

f:id:kontaro0321:20190507113739j:image

GWが濃厚すぎたせいで書くことが色々溜まってるな。。。


とりあえずレースレポは記憶が鮮明なうちに書いておかないと…という事で最優先とする。
移動も含めて書くので偉い長くなってしまった(-_-;)

 

今季JBCF初戦としたきらら浜クリテリウム。昨年までとコースが一変し、歩行者道路を周回するコースとなる。

なお、青い丸の箇所が後述するコースアウトしてしまうポイントw

f:id:kontaro0321:20190507114708p:plain



5/4にそのコースを使用したタイムトライアルが行われうちのチームからも二名参加。スピードコースには間違いないらしい。

 

今回は当日の夜中に弾丸移動をするのではなく前日入りし宿泊。前日試走には間に合わなかったが道中チームメンバーとわいわい美味しいごはんを食べたり、トレーニングの話をしたり。

f:id:kontaro0321:20190507113106j:image

会場でTT参加者と合流し晩飯へ。翌日に備えて皆ノンアルだったw

f:id:kontaro0321:20190507113134j:image
f:id:kontaro0321:20190507113131j:image

当日朝、5時半起床、6時に朝食バイキングを満腹まで食べ込む。レースは13時前なので昼飯分も食っておくという腹積もり。
一足先に部屋に戻り朝風呂。一気に体が目を覚ます。

会場まで30分ほど移動し、ベースキャンプ設営。この辺りは先輩方の豊富な経験でスムーズな展開。

f:id:kontaro0321:20190507113157j:image
試走を6~7周し受付けを済ませる。砂利への恐怖心からスピードに乗るとコーナーで膨らみそうだなという印象。
風は全く気にならない。右曲がりのコースなのでカズさんと左を陣取る事、ストレートは短いのでコーナーの立ち上がり無理に追いかけない事などを確認する。あとはリラックスしてダラダラしながらレースの時間がくるのを待つ。

キッズや一般を除くと最初のレースはE2からになるのでS村さん、Tさんのレースを見学に行く。
レースはコーナーの立ち上がりをインターバルするお約束の展開。集団後方から周回を重ねるごとにじりじり千切れていく。
S村さんは中央後方に位置取りしており余裕のある展開。Tさんは集団最後尾に居たためDNFとなる。
最終周回でS村さんが飛び出し逃げたらしい(ゴールに移動し未確認w)が捕まり10位台フィニッシュ。
途中も余裕があり、調子のよさを感じたようで大満足の様子だった。

次は女子を挟んでE1だったかな?チームは違うがI上さんの出走。クリテやレースの考え方はI上さんにいつも勉強させて頂いている。
しかしながらE1は本当にすごかった。コーナーの侵入速度、立ち上がりのペースアップ、ラインの綺麗さと迫力。
これぞクリテリウムという感じだった。

E2のインターバルとは比較にならないくらいのキツイセレクションがかかり集団後方にいたI上さんはDNF。位置取りと展開運も大きく関係していると思う。

さてそろそろE3の出番だと1時間前から30分ほどアップを行い、30分前に検車へ向かう。並んだら4番目だったのでかなり良いスタート位置を確保できた。

f:id:kontaro0321:20190507113917j:image
昨季は2レースいずれもアップなしのぶっつけ本番だったのでインターバルで一気に心拍がレッドゾーンへ振り切っていたw
その反省からちゃんとアップをしたんだけども、それはかなり重要だったなと思う。

スタートは左端前から二番目と好位置。隣にカズさん。前日から緊張していたがスタート前は本当に緊張がピークの様子だった。
今回は全くというと嘘だがあんまり緊張しなかった。今季調子がまだ上がりきっていないし、自分から何かを仕掛けられるほどの力がないなと実感していたのが主な要因だろう。
集団内で最低限の力で最終周回まで残留し、展開を見ながら勝ち馬に乗る。完全に弱者の戦略で走るつもりだったので気負いもない。

 

事前情報で前日のTTの上位者が皆E3-1組でエントリーされてるって話を聞いてたのもあって厳しいレースになるなとも思っていたのもあるかもしれない。

 

スタートはローリング。ホームストレート終わりでリアルスタート。一気にペースが…上がらない?
最初のコーナーに慎重になりすぎているのか…と思ったらイン側の選手がふわっと膨らむ。一番アウトにいた自分はコースアウトし芝生へエスケープw
このコースはコースアウトしても安全なのが良いよなwww

とは言え、一人シクロコースで集団復帰。データを見たら1000w超踏んでたよ…ばっちり脚を使ったwバックストレートは踏みたくなくて中切れさせてたら後方の選手が埋めてくれた。有難し。どうせコーナーで思いっきり減速するので踏まないのが吉だった。

コーナーの立ち上がりは3~5秒だけ踏む。やりすぎないように600w前後で丁寧に。AVは260wとちょっと無駄遣いが目立つ。
2週目も同じコーナーで踏んでしまったけどほぼほぼ狙い通りなAV230w程度に落ち着く。省エネで走れてるが集団かなり遅い。
先頭でけん制が入っているのか集団内にいる自分はサイクリングペース。1000w超は最初のコーナーとホームストレートの立ち上がりのみ。

3週目。ポイント賞周回も集団活性化せず。やはり同じコーナーで1000w踏まされている。これは反省点。
ホームストレートの立ち上がりはポイント賞を見送る形で800w中と節約。ようやく緊張が解れてきたのかなと。

4周目、お約束のコーナーも900w台まで下げてきた。スタート地点付近で見守るゆうき達に手を振る余裕もあるし、水もちゃんと飲めている。
5週目、2~5周回はずっとAV230wそこそこ。このペースなら無限に走れるな。隣の選手にあと何周?と声をかけると3周と返答が来た。
スタートラインまで戻ってきてラストラップだと知って噴き出したwいや周回数を数えない自分が悪いんで怒るとかはない。

さて、そろそろ脚を使うタイミングを考えようかなと集団の中盤まで上がる。3周君(失礼)が左から番手を一気に上げにかかる。
勝負にはまだ早いけど便乗して4番手以内でバックストレート突入。ここで前に出てコーナーに5番手以内に入りたいよな~なんて考えていると右から左からアタック開始。余裕かましてたら先頭が結構先に行ってしまった(-_-;)

急いで追うが6番手で最終コーナーを出てもがくも1000wちょいしか踏めず。そのまま終了。まじザッコ。

f:id:kontaro0321:20190507113825j:image

f:id:kontaro0321:20190507141333j:image

6位ね。なんか中途半端。

最終周回のみAV313w。全体では245w程度となった。
しかし最後の最後に集中力の切れた走りをしてしまった。いや本当の原因は要所要所で無駄に踏んでる事かもしれない。
ゴール後、I上さんに脚に余裕があるなら前で位置取りした方が良いし、集団を活性化させるキッカケを作るのが大事と教わった。

極端に活性化を怖がっていたのは自覚あり。自分が楽な状況で走る=皆が楽。あとは集団最後尾から番手を最終周回で上げたが、これも3周回あたりからじわーっと上げておけば最終周回で無理する必要もなかったのよなと。番手の分割払いは次回の課題。

 

続いてE3-2組。ゆうきと本庄さんの出走。集団中にゆうき、本庄さんは集団最後尾で展開しているが本庄さんは口が開いてて少し疲労が?という表情。
VC FUKUOKAの若者が4周回目くらいから単騎逃げの展開。その逃げっぷりが格好良くて思わず応援してしまうw

ゆうきに逃げてるよと伝えるが知ってる知ってると笑顔で口パク返答wこれは相当余裕があるな。
I上さんはゆうきもあれだけ余裕があるなら逃げとの差をもう少し詰めるような動きが欲しいと言っていた。
後でこれがターニングポイントになったのかもしれないと思う。

最終周回に入り、ゴール付近へ移動。VCの子が逃げ切り出来るのかって違う事でワクワクしていた(チームの応援せーよと)
最終コーナーを回って出てきたのは三名。VCの子は捕まってトップではなくなっていた。
しかし、その後が続かない…I上さんが落車か?とつぶやく。すると実況アナウンスから落車の情報が。
それを聞くや否や現場へ向かおうとダッシュ。するとシゲさん、S村さんも走り出して向かっていた。遠目にうちのジャージの人間が立っているのが見える。

 

心の中で集団落車に巻き込まれたが無傷(今回の監督会議で頭を打つような落車の場合、問答無用に強制終了とあったので)なんだろうなと思っていた。


が、現実は本庄さんが苦悶の表情で左腕を抱えている。ゆうきは前歯がなくなっているし、全身の擦過傷もすごい。そしてバイクはダウンチューブでパックリ折れてしまっていた。

 

救急テントまで車で移動する二人(他チームの方も)。テントでは本庄さんが救急搬送という話になっていた。
急いでベースキャンプを片して病院へ移動することに。ゆうきも病院は不要と言われたがヘルメットが割れていたのでCTだけでも見てもらう事に。

結果から言うとゆうきは擦過傷と歯の折れのみで帰宅可能となり、本庄さんは骨折していないようだが専門の先生に診てもらう為入院となった。
バタバタしたが、これもまたレース。落車は付き物だし骨折やバイクの破損も含めて自己責任。それでも早く次のレースがしたいって思えるくらいじゃないとやっていけないよな。

色々あった一日も日付が変わる頃、帰宅し終了。あーやっぱレースって最高に面白いわ。