TOBEの森シクロクロス 瀬戸内シリーズ最終戦

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同日開催のさぬきシクロクロスにも後ろ髪ひかれる思いでエントリーしたTOBEの森。瀬戸内シリーズって今年からシクロクロス始めて知ったけど、オフロードのすそ野を広げる為に企画や準備を身を粉にしてやってくれてる方々。


前年は4戦あった瀬戸内シリーズも今年は3戦。スポンサードやら開催場所の理解諸々の障害はあるみたい。ほんまは設営とかもっとお手伝いしたいけど土曜は娘の為に時間取られてるので心苦しい限り。

 

でね、今回さぬきシクロに人数が集まってTOBEに参加者全然いませんなんて事になったら来年開催が危ぶまれるじゃないかと。全然中の人でもないのに心配になってきてTOBEエントリーを決めたわけです。きっとさぬきは来年も再来年もなくならないし。

 

そんな瀬戸内シリーズに出るからには命題は絶対優勝。前日夜に長女から「優勝とは言わないけど表彰台には上がってね♪」と言われたので
アホか、優勝じゃいそんなもん!と返したら「そのくらいの気持ちがないと三位以内は無理よね」と大人な対応されてしまった。

 

急遽全日に相棒のまさやんが脚を痛めDNSする事になり、一人で会場に向かう事に。

 

会場についてMJさんとGOさんと合流。受付を済まし試走に。(この時点では雨もパラつく程度)全日にワークマンで買ったカッパのおかげで雨も全然問題なし。

 

しかし試走開始直後、グラベル区間に突入した際に尖り出た岩にタイヤのサイドをヒット。ギョリって音がしたのでやったかも!と思ったけど数十m走ってタイヤがぺちゃんこになってるのを確認。
初パンクっすね。しかもスペアのタイヤは持ってきてないwあ、これDNS決定かもと頭をよぎりました。

 

そこに天狗さんが現れてチューブドにして走る?と助け船。天狗さんの貴重な試走時間を削って受付場所まで戻り空気を入れてみる。シーラントの働きに一縷の望みをかけてみたらば穴はふさがっている様子。なのでチューブは入れず、最悪漏れ出てる場合はスタート直前に空気をパンパンにしておき40分逃げ切る作戦にw

 

気持ちを切り替えて試走しなおそうとした所で試走の時間切れ。正直パンクしたグラベル区間に不安しかない。その後の忍者返しはチャレンジ出来てないし、本番どうなってしまうんやコレと半泣き。まあ試走の出来が悪い時の方が自分的に本番の感触がええのも事実やし切り替える事に。

 

ジュニア、レディースがスタートし、観戦。サイサイからちっひーがエントリーしているので応援。雨の中ユキさんも応援お疲れ様でした♪

 

今回泥田んぼの忍者返しを乗車クリアできる人なんてC1入れても片手で数えられる程度。必然的に押し上げになるけどフラットペダルの選手はスニーカー率が高く泥に滑り苦戦。

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ちっひーも漏れなくその一人だったので次回リベンジしてほしい。

 

C3の応援もそこそこに自分たちの出番。スタートは最前列、ホールショットはハラさんだったと思う。

 

三番手で泥に入り、抜け出たアスファルト区間で飛び乗りのタイミングが合わずまさかの転倒。後ろの人達もビックリするよね。なんもないとこでおっさんが脚もつれてコケたんだからwww

 

うばっちに大丈夫?って声をかけられるも返事もそこそこに急いで飛び乗り下る。前は2~3人行かれてしまった。
追いかけるも狭いコースなので抜きどころがない。前の人が疲れていて踏めてないなと感じたので煽るより開けるまで待とうと。で開けたので一気に踏む。その後の階段は担いで、降ろさず忍者返しまで走る。天狗さんが忍者返しにつかまっていた。


担ぎで駆け上がり、飛び乗り。二周目開始時点で3位。登りで一気に前二人と差を詰める。スタート待機場所のコーナーで天狗さんが横滑り落車。そのままハラさんをパスしてトップに出たので9割程度で踏んで差を稼ぐ。


やる事は1周目と変わらず。3周目くらいには2位以下に大きく差をあける事が出来、上から見下ろすと今あのあたりにいるなって確認出来るほどの差にはなっていた。

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8割程度に落としてミスしないように丁寧に走る。応援してくれてる人の顔や声を認識できるくらい余裕がある。天狗さんがスリップしたコーナー手前で前輪が流れてしまいハンドル切ったらタイヤが捩れてあわや落車という場面もあったので集中しなおす。

 

そこからは6周終わりまで更にペースを落として危なげなく走り切る。最終周はゴールのポージングを考えてたのに思いのほかゴールがすぐに来てしまい何もできずwまあええか勝てて良かった。

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二位のタダキュンと三位ハラさんと健闘を称えあう。天狗さんはカンチブレーキの効かなさに苦しみながらの四位フィニッシュ。

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小田川の時にも言ったと思うけど、自分はバイクコントロールが下手だ。それには自信がある。キャンバーや忍者返しなんかのセクションはほとんどクリア出来ないし、毎レース転倒してる。


そんな自分が勝てるのは「出来ない事はやらない」と最初から選択肢を持たないからだと思う。
今回の忍者返しを担ぎで行くのはスキルがある人なら迷うところ…でも迷いを捨てて最初から担げばそれだけロスは減らせる。
あと転ぶけど、転んだあとの立ち上がって走り出すリカバリーは速いと思ってるw不器用で下手くそなりの走り方が自分のスタイルだなと改めて思った。

 

そりゃ上手くなりたいし、サラっと難しいコース走りたいけどまだまだ経験値が足りんわね。そうなると今できる事を全力でやり続けるしかないんよね。

いつか上手くなったらレース出てみたい…なんて思ってたらそんないつかなんてずっと来ない。世の中やる人かやらない人かの二種類ですんで。僕は底辺でもやり続けるおっさんでいたいと思うわけです。

 

さて、次で本当のラストのCXレース。結果も求めつつレースを楽しみたいと思います。