自分の軸を持つということ

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日々いろんなトレーニングにチャレンジしたり、気付きを試していくなかで、自分の絶対的な軸を持っているか否かが大事になる。自分で言うと菊池さんに出してもらっているバイクポジションがそれにあたる。

 

例えばウェイトトレーニングをして、刺激の入った筋肉を意識できるようになったり、疲労した筋肉を避けた代償で体の使い方が変わってしまったとする。そうでなくても毎日同じ体の状態なんてのはありえないと思ってる。

 

その時にバイクポジションに自信がなければサドル位置を触ってしまったり、角度を変えたりとアライメントが崩れてるかもしれない自分に合わせたセッティングにしてしまう恐れがある。そして勘所の悪い人はどんどんブレて沼にハマっていく。

 

ところが信頼のおけるフィッターに定期的に出してもらっているポジションさえあれば、体の状態をバイクが教えてくれるようになる。バイクが体の正しい使い方を教えてくれるとも言える。

 

いろんな理論を読んで頭でっかちになっても、正解はサドルの上でしか出てこない。その正解に最短で近づいていく(ゴールはないと思うので)には絶対的に信頼できるポジションが不可欠だと思っている。

 

だから何かに迷った時は菊池さんにポジションを出してもらったバイクで一人、強度を抑えてじっくり距離を走り自問自答する時間を作る。

 

この菊池さんのポジションという軸があれば後は自分がやるかやらないかなのだ。実にシンプル。迷いが一つ減るだけで前進する速度は2割マシになると思う。

そういう軸を持てる環境にあるというのは非常に恵まれた事であるなと日々思うわけです。