人生初めてのフィッティングを受けてきた

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自分の周りにも最近になって突然リトゥールを受けたって人が数人出てきたりしてるので旬な話題なのかも。

 

もともとポジションに悩んではいなかった

今のバイクのポジションってどう?って聞かれたら乗り込んでいる人ほど別に可もなく不可もなくみたいな返事になるんじゃないかしら。自分もセルフフィッティングで約1年半ロードバイクに乗っているわけで、体の故障自体はない。一度ハンドルを高くして滅茶苦茶遅くなった失敗はあったが、それ以外は微調整を繰り返しながら、常に今がベストなポジだろうと思ってやってきた。

 

セルフフィッティングの答え合わせを

今回フィッティングを受けたのは自身の判断が正しいのか確認も兼ねて受けた。インフルかもしれないけど風邪かしら?って病院に行って風邪ですって聞きたい…みたいな心理wわかるかなー?それであってますと言われたらなんの迷いもなくなるでしょ?それが欲しかった。

 

結論。

速攻でポジションまるっきり違うものになった。サドルは大きく低く、下がり、ハンドルは高く、前傾は浅く落差はほぼなくなった。

あまりの乗りやすさにママチャリに乗ってるかのようなアップライトさを感じてしまった。

 

これは考え方によって異なる部分なんだろうけど、自分はロングライドをしないのでピーキーなポジションにして20km程度の短距離走(クリテ)に特化した形を目指していた。ただ指摘されたのはレースでもサイクリングでも乗り方は変わらないという事。ピーキーにして視野を下げてしまうと落車時の判断やコントロールに支障が出るし、楽にバイクをコントロール出来たらそれだけ推進力に力を転換できると教えられた。

後は理論を教わるんだが、自身の考え方と一致していてそれが信頼に変わり、この人の言う通りにしてみようと思えたのも大きかった。

まるっきり違うポジションに戸惑いはあったが、失うものは何もないとゼロから積み上げようと思った。フィッティングはゴールではなくスタート地点を確認する為のものだ。やって終わりではなく、積み上げ改善してまたフィッティングを受けてポジションを変えていく。


新しいポジションはどう?

よく聞かれるが、最初は今までケツとハムを一切使っていなかった(使えていなかった)のもあって筋肉の疲れは今まで以上だったwでもなんかロードバイクをイチからはじめたような感覚で楽しかった。
スタートと目的地が整理されたので後は乗って経由地をしっかり抑えながら積み上げるのみ。これがセルフフィッティングのままだとトライ&エラーを繰り返し戻っては進み戻っては進みとなるわけだから、地図を貰ったような感覚もあって楽しいのだろう。

 

何が正解かは続けて結果を見ないと誰にもわからない。失うものもない、フィッターを全面的に信用できる、拘りやプライドは捨てる、そういう人にならフィッティングを進められる気がする。(例えばパーツを頻繁に交換するような人は向いていないと思う)

次回は夏にリフィットに行く予定。その時までにしっかり体を仕上げておかないとというモチベでいっぱいだ。