速くなりたい人に是非受けて欲しいパーソナルトレーニング

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前々から興味のあったウェイトを使ったパーソナルなトレーニング。モアパワーの起爆剤として取り組みたいなと漠然と考えていたが、持論として素人が適当にウェイトを扱っても負荷をかけたい筋肉に適切にアプローチできない、それどころか間違ったフォームはケガのもとになると思っており、専門家の指導を受けたいと常々思っていた。

 

ただ専門家といっても自転車に精通したコーチングができる人というのはなかなかいないもので、我が四国にはいないのではないかと諦めかけた矢先、GOさんから義兄弟の34さんを紹介いただけるとの連絡を頂く。

ameblo.jp

34さんはシクロクロスのC1(C1~4の順番でトップカテゴリー)で走る実力者であり、某自転車競技の名門高に臨時でフィジカル指導を行っているという自分の思う理想のパーソナルコーチ。

 

今回、ウェイトを中心に取り組みたいとお願いしていたので器具が充実している愛媛県武道館のトレーニング室で指導をお願いした。費用は400円。ロッカーは100円かかるが後で返ってくるので実質タダ。あと館内用のシューズが必要となる。

www.ehimekenbudoukan.or.jp

 

最初はじっくりと何故ウェイトに興味を持ったのか、どうなりたいのかなどをヒアリングされる。


自分の回答としては、クリテリウムやシクロなどの短時間高強度レースでの入賞を目的としたモアパワーを会得したいと伝える(実際はもっと回りくどく言ってしまい簡潔に伝えられなかったw)

やりたい事と取り組むべき内容に相違があればここでアドバイスが入るのだろう。自分の場合アプローチとしてウェイトは間違ってはいないとの事だったので要望通り進むことに。

 

ただ共用の施設ではウェイトを使いたい時に使えない。人が使ってる間は別のメニューに取り組む事に。

他に取り組みたい事として、カラダの軸を作りたいと伝える。体幹であったり、姿勢の悪さからくる重心荷重の問題、巻き肩による呼吸のし辛さだったりの部分。

 

先ず普通に立ち姿を撮影。

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類人猿が進化の過程で撮影されたような姿勢w側から見るとこんなに酷いのか💦くるぶしから垂直にあるべき箇所が頭に行くにつれ前へせり出している。これが競技上特化した姿勢であるなら良いのだが、プロ選手を見渡してもみな姿勢が良くこんな類人猿はいない。

先ずはストレッチポールを使ってストレッチ。家でもポールを使ってるのだが、ちゃんと使うとこんなに違うのか!って衝撃を受けた。ストレッチ後は背中が床に沈み込んでいくような感覚。立ってみてもその感覚が残っており背筋が伸びる感覚がある。これが正しくポールを使った時の効果なのか!と既に感動w


あとはマットを使って体幹を意識した動作を行っていく。その中で辛くなりやすい部位が表面化してくる。自分は横っ腹だったが、これはペダリングの動作でも非常に重要な部位なので筋力を向上させていくメニューを色々と指導を受ける。正直全部キツイwただこれはこういう効果があって自転車ではこういう風に生きてきますって説明を最初にしてくれるので前のめりで取り組む事ができる。
メニューもただ回数をこなすのではなくアタックがかかっている高負荷な時間として〇秒、オフの時間という形で〇秒でも良いなど自転車的な要素が散りばめられている。

実際にデッドリフトの指導も受けたが、これもきちんと指導を受けてよかった。自分の思うデッドリフトは全然違うものだとわかったし、正直自分はウェイトを使うまでの基礎フィジカルが出来ていないと痛感した。

 

こうして1時間(実際は超過したがw)の指導は終わり。最後に復習用の動画を撮影いただき送信してもらえたので有難かった。

 

費用は税抜きで1時間7千円ととてもリーズナブル。このボリュームでこの価格ならほんとお試しで一度受けて欲しい。

 

こうやってツラツラ書いたが、ネットに落ちている情報や見様見真似で取り組んでみるのも悪くはないんだろうけど、ちゃんとしたエキスパートがその情報を咀嚼して適切に指導してくれるってのは確実な近道だと思う。フィッティングもそうだ、自分でトライ&エラーで手探りで探すよりも簡単に最短で正解を教えてもらえる。正しい方法に身をもって触れると正しくない方法がわかるようになる。この感覚こそが一番の収穫だ。

 

※34さんの指導を受けられたい方はググって貰えばfacebookなど出てきますし、必要なら自分からご紹介も可能。色んな人にこの感動を味わって頂きたい。