ロングライドが苦手な人の典型

自慢じゃないがロングライドは苦手だ。いやいやそんなまさかーとか言われても苦手だ。ロングの定義は人それぞれなので具体的に言うと150km以上は辛い。メンタル的な部分もあるが身体が辛い。そりゃ走れと言われたら多分延々と300や400kmだって多分走れる。ただ走れると言うよりそこまでなんとかたどり着くに近いレベルなんじゃなかろうか。

 

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なぜロングが苦手なのか

 

体幹が弱い

ロングを敬遠する理由はいくつかあるが、1つは体幹の弱さだと思う。体幹や腹圧の弱い人は疲れてくると自然とハンドル荷重になってしまい、その結果腕肩、掌に痛みなどが出てくる。自分のように短距離の区間TTを意識してハンドル落差をつけてしまっている人ほど共感を貰えるんじゃなかろうかと思う。ただ、ロングを意識したアップライトなポジションにしてる人は上記に当てはまらず先にケツが悲鳴を上げるんじゃなかろうか。体幹は乗り続けているうちに必要な筋力を身につけていくしかないかと思う。

 

スピード感がない

2つ目は長く走る為にある程度出力を抑えて一定に保つ走り方にある。自分はなるべく速く濃く走りたいタイプなので距離に関わらず一定の負荷が欲しい。だらだら走るなら走りたくない。この性格がロングライド向きではないんだと思う。ペース配分が下手くそな上に、1人で勝手にインターバルやってるような走り方なので消耗は激しい。あと休憩も嫌いでほとんど行わない。弁当を食うみたいな時以外はサドルから降りない。休むと走り出すのが億劫になるからw淡々とマイペースに走れる人はロング向きなのかもしれないがせっかち短気な単細胞は近所の山を何往復もしたほうが懸命かもしれん。

 

身体に残るダメージ

これは1つ目の理由と被る部分があるが、200km以上走ると翌日どこかしら身体にダメージが残るというイメージがある。例えば膝や肩や首、筋肉痛など。翌日はライドできない疲労感もあるだろう。であれば2日にわけて100kmずつ走った方が負担も少なくトレーニングとしては濃いライドができるわけだ。距離というのは自己満の要素も大きい。200km以上はイベントやブルベの本番もしくはその為の長く走るトレーニングでのみ行うべきじゃないかと思う。例えば100kmを高強度3.5時間で走れれば200kmをゆるく10時間で走るなんて余裕になるし、マラソンランナーが常に42.195kmを走る練習をしているわけじゃないのと同じ。

 

まとめ

長く走るということは思いのほか簡単で、適正なポジションや基本があれば良し、最悪なくても出来る。ただしそれなりに代償はあるというだけ。時間があるのならのんびりと走れば距離はいくらでも伸ばせられる。距離は表面的な数字で周囲も反応してくれやすい指標だが、本質は内容であり、その距離をどのコースでどんなペースで走ったかという事を考えていかないとただの時間の浪費かなと思う。(ただし目的地があったり観光が目的の場合は別)