レース手記 CSカップ エリートカテゴリ

先日予告した通りのレース手記。実は金曜から風邪になり、二日間ほぼ乗れない状態で当日を迎える事になったので不安しかなかった。それに直前にいじったクリートとポジション問題は今も燻っており一向に解決する兆しが見えない。まあ言い訳は並べるときりがないのでレースの内容を自分の視点で分析する。

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参加メンバー

東予・松山支部 クボタドール、トクちゃん
新居浜支部   こんたろー、ともち
四国中央・香川支部 よーちゃん、ヒデさん
SCTC けいっちパイセン、せばさん

 

前評判から行くとSCTC。レース巧者のパイセンとエコライダーのせばさん、どちらも格上だがパイセンは前日ゴリゴリ追い込んでいたのと、せばさんは落車のダメージが残っており、自分のペースで進めたらなんとかなるかもしれないと事前分析。

 

レース内容

先にレースの速度、出力、レイアウトなんかをハイどーん。

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スタート直後先頭はクボタドール。車列をこれから12km強走るとは思えないペースで牽いている。いきなり300w超えが続きスタートから1kmまでは36km程度の速度。一番後方からスタートしたが目前のヒデさんは牽きに付き合わずペースに変更する構えが見えたので追い越し集団にドッキング。さらにペースをあげる集団からトクちゃんが千切れていく。この時先頭を牽いてるのはクボタドール…味方を振るい落とす牽きっぷりに相変わらず燃えると猪突猛進な男だと笑ったwとは言えこのペースで行くと今日の自分の調子では千切れそうな予感。息絶え絶えにダンシングしつつ集団最後方になんとかコバンザメ状態。

 

すると先頭のクボタドールが交代(エネルギー切れ)。次はともちが前に出るが、その後延々牽いてる。多分下りで交代させようという魂胆なのだろうが長すぎる。イライラして最後方から「いつまで牽いてるんじゃ!はよ回せ!」と叫ぶ。チーム戦でなければ無視して使いつぶしにするが今日はエースとして走って貰わないと困る。声が届いたのかペースを緩めて交代を促すが、二番手にいたけいっちパイセンがすかさずアタック。先頭牽いてたともちは追えない。一番やっちゃいけないパターンやん…とりあえず下りでアタックが落ち着き車列はせばさん、よーちゃん、こんたろー、けいっちパイセンだったかな?ともちは下りの時に後方で休ませた。

このまま膠着状態に戻るかと思った矢先、ダム手前の上りに差し掛かりよーちゃんがアタック。先頭のせばさんが一番嫌いなタイミングだと思った。このアタック含めて計2回800w越えで反応した自分を褒めたい。その後も登りで俺を殺そうとよーちゃんはゴリゴリ速度を緩めない。後ろを見るとともちがけいっちパイセンとせばさんを引き連れて追いかけてきてる。二度目の怒りw「お前が牽いてどうすんじゃ!追走のツキイチで足を休めんかい!」と怒鳴る。危うく味方に逃げを吸収されるとこだったぜ。

よーちゃんのペースに暫く粘ってついていくと後ろは千切れた様子。ともちは休めてるはずなので中間ポイントの1位は頂こうと氷見との分岐まで息を潜め、500m手前くらいからアタック。よーちゃんこれを容認。その差のまま中間ポイントを通過。ここで集団に吸収もありかなと思ったが追走が来ていない。このまま行けるところまで走ろうともう一度セルを回す。

下り区間、平坦区間を終えて振り返るも延々よーちゃんだけしか見えない。一瞬ともちも見えたが、あれだけ怒ったんだし、まさかこんな所に遊びにきてはないだろうと見ないふりwww

そして最後の下りで勝利を確信しそのままフィニッシュ。大した展開はなかったが序盤のよーちゃんのアタックが最高のタイミングで、かつ強さを良い時間保持してくれたので後続との時間差が生まれいろいろな選択肢が生まれた。楽しかった。

 

レースを振り返って

クボタドールが各順位の平均パワーを出してた。

 この数値の中で一番脅威なのがよーちゃんねw体重56kgとしたらPWR4.96だからほぼ5だしね。まあレースとはパワーが強いだけじゃ勝てないから面白いのよね。現にレース中はほとんどパワー見てなかった。見てたら気が滅入りそうだったしw下りと平地を多めに配分してもらえたら自分のような脚でもなんとか戦えるという事がわかった。こういう勝負は定期的にやりたいものだ。次回からは新居浜支部ではないが部外者枠としてSCTCからの参戦をよろしく!w