何故スピードを求めてしまうのか

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全ての人がロードバイクに乗る=速くなるという事を求めているわけではない。乗り始めた頃は速くなるというより乗る事自体が楽しくて遠くに行ったり、知らない土地を散策してグルメを楽しんだり、グループライドで人と一緒に走る楽しみを覚えていく。

 

そんな中でダークサイドに落ちるものが現れる。所謂ガチ勢だ。
楽しく走るに飽き足らず、人に勝つ事で満足感を得る体質に変化していく。自転車に乗る楽しみは全て勝つためのトレーニングとして行われるようになり、食事はカロリーの補給のみ、景色なんて見ないで前者のスプロケを目で追うwそして休憩もなく延々走るような脳筋になっていく。

 

そんなダークサイドに落ちる人の変化を独断と偏見でまとめてみる事にしたwww

 

第一段階:乗り始め層


乗り始めた頃から自身の成長が目に見えて感じられレベル上げに夢中になる時期。
最初から速い人はこの時期を飛ばして第三段階からスタートする場合もある。

 ・距離やライド時間の分だけ急成長する。(初期ボーナス期)
 ・一人で行うトレーニングでも十分な負荷をかけられるかどうかが分岐点。

 

第二段階:仲間内でちょっと速い人扱い層

仲間内で速い扱いされ、承認欲求が満たされる快感を覚える。
この辺りで目標設定があいまいだとモチベに大きな差が生まれ始める。

 ・目標にあわせたトレーニングを行う必要が出てくる。
 ・第一段階の時のように目に見えて成長しない為モチベのキープが分岐点。

 

第三段階:仲間外からも速い人認識されはじめる層

ラソン経験者や他スポーツからの転向組は最初から第三段階のケースがある。
積極的にイベントやレースに参加を行い結果に拘りを持ち始める。 

 ・実力者とトレーニングしその勝ち負けをモチベにする。
 ・自分より格上と積極的に走り、食らいつけるメンタルを持つかどうかが分岐点。


第四段階:イベント・レースで結果が出る層

ここまで来ると生活の最優先事項に自転車が来ていると思われる。
ほかの時間を割いてロードバイクに跨る。ほぼダースベイダー。

 ・生活の余剰な時間をすべて排除しトレーニングに捧げている。
 ・フィジカル的限界を自分で決めてしまうようになる。そこを乗り越えるかが分岐点。

 

第五段階:ホビーレーサー層

ここに至る場合はセンス、努力の双方が備わっている選ばれしダークサイダー。
大体ここまで上り詰める人は第一~第三段階を半年以内で終わらせている。

 ・周囲とレベルの差が大きくなり満足な練習環境を得られない事があり。
 ・自分自身で目標設定と取り組みを計画的に行っていけるかが分岐点。
 

割と第一段階~第二段階までの人は見る。自転車ばかり乗ってると一般層の方にそんなに自転車に乗って何になりたいの?という質問を受けるが大抵の人は答えられないだろう。健康やダイエットと言ってしまえる人は健全なメンタルの持ち主だ。
そこでレースで表彰台に上がりたいとか、勝ちたいとか口にし始めるとダークサイドに浸食されている。第三段階辺りになると一緒に走れる人が限られるので割と孤立しやすくもなる気がするw

まあ自虐的に落ちていく様をまとめたが、こんたろうカップに参加するような変態ならわかるわかる~とニヤニヤしているだろう(そう信じてるw)

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練習の仕方を変えてみる

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最近はめっきり寒くなったので早朝練は厳しい季節になってきた。それ以前に9~10月にかけてスランプというか症状を自己分析すると軽いオーバートレーニング症候群になってしまった。

www.drsfitnessnasa.com

自覚症状

・L5以上が全然踏めない(すぐに脚パン)
疲労の回復が遅い(翌日の疲れ方がすごい)
・風邪をひいた(連鎖で蓄膿症を併発)
・そんなもんだからモチベーションが下がりまくる。

 

顕著なのは平地トレインの時に先頭に出る際、速度がずるずる下がってしまい踏みとどまろうと踏むと必要以上のスタミナを使ってしまい最後まで持たない。

 

オフシーズンを境に体調関係なく追い込もうという選択肢もあったが、練習メンバーについていけなくては夜練や朝練を一緒にする意味がなくなってしまう。体調を整えつつ必要最低限な練習だけにしていく事にした。これ結構辛かった(-_-;)自分だけ遅くなってるという錯覚に陥って負の連鎖に入ってた。

 

変えた練習方法

・アクティブレストをやめる。
・二部練はやめる。
・乗らない日を積極的に作る。(TSS300溜まったら翌日は休み)。
・一週間のTSS目安は700~800程度まで。

 

なんせ練習が好きなので乗れるならいつでも乗ろうとしてしまう為、乗らないルールを作った。乗るときはガッツリ、それ以外は少しも跨らないというメリハリをつけた。


そうすると筋肉の疲れがちゃんとわかるようになってきた。筋肉痛も起きるようになってきた。ガンガン乗り込んでいた時は筋肉痛なんて来なかったが、結局筋肉マーカーたちを刺激できるほどの強度で踏めていなかったんだろうなという結論。

 

疲労がわかりやすくなったのか疲れやすくなったのか不安はあるが、今のところ良い感じに乗れている。当たり前だが脚はおおむねフレッシュな状態をキープしているのでアタック合戦になったりしても粘りが出てきた。登りについてもメンタル的な課題を除外すれば前よりマシになってきている。

 

今までの練習を否定はしない。それで結果を出せる人もいると思うし、自分も成長曲線的に結果が出せていると思った。が、ケガやオバトレのリスクは高い。知らぬ間に体を痛めて、まったく乗れなくなるというのは本当に元の木阿弥だ。

 

ピーキングで距離の乗り込みも大事になってくるが、とりあえずオフシーズンの課題取り組みにはこのスタイルを試しに続けていこうと思う。

スポレク2018 山ハーフに初参戦してきた

実業団レースは大分で締めくくったので最近は毎日乗るなんてモチベーションも起きず、体調をしっかり整えるという事しかしていないw18日にはこんたろうカップなので気を引き締めねば。。。

そんなこんなであっという間に当日になったスポレク。80km程度を2時間ぶっ通しで走る。ホビーレーサーにはちと堪える(;'∀')

 

コースの詳細や熱量はヒロさんのブログを参照の事w

mitemiru.main.jp

ウェーブスタートだったのもあり序盤から3人で延々先頭を走ったのでレースしたというより3人でトレーニングをしたという印象に近いのでw別視点でブログに綴ろうかと。

 

①パワーメーター問題

まあ数日前から不調だったんだが、左のパワーを読まない事が多々ある。この日もスタート直前まで読んでて出走前に途切れてしまう。パワメ使用者にはわかると思うが、こうなるとモチベはだだ下がり。前はそんなものなくても走り出せたのに一回持ってしまうと、それがないと走る気もおきなくなるという覚せい剤なみに依存性が強いパワメ。こういう機材ストレスは日々のトレのモチベにも響いてくるので早く対処したいものだ。。。

まあこの日は切り替えてスタート。実際は切り替えできてないのでサイコンのスタートボタンを押し忘れて途中から計測になっているんだがwwwTSSとか面倒な事は今日は忘れて遊ぶ事にしたw

 

②ロードレースにおけるペースメイク

最近は心拍計とパワーメータをつけてデータをとっているが、ずっと心拍を見てこなかったのでイマイチ感覚がわかっていないwMAX心拍値は183と知っているので180に近づきそうならペースダウンを、160を下回るようならペースアップをなんて考えてたけど実際はそんなシンプルじゃなくて一度レッドゾーン踏んだら下がりにくいし、上がるのは一瞬になってくる。途中から体感のみでペースコントロールを試みるが全くダメ。こういうロングコースを走るときのペースメイク術は今まで取り組んでこなかったのもある。今後はこういうケースを想定して考えて走ろうと反省。

 

③機材は値段じゃなくて相性

前回の試走時はレーゼロのコンペをはいてて、最近トレ仲間のまさるちゃんにZONDAを借りてお試ししてるんだが、これがすこぶる良い。もともと雨天時やトレ用にZONDAかレー3を検討しようと思ってて、ZONDAは柔らかいからパワー系のゴリラには合わないよと言われていた。ところがどっこい履いてみると脚が無理なく回るし突き上げはマイルド。45km/hを超えるような巡行になってくるとシンドイけど、トータルで言うとZONDAを推しちゃうなー。

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高価なホイールは値段の分、技術がつめこまれているんだろうけど、結局ね、自分の力量を上回るホイール履いたってそのポテンシャルを全然引き出せてないよなと痛感した。あとは相性ね。なかなかいろんなホイールを試すなんて出来ないけど、仲間が増えたら交換して遊んだりしても良いと思う。その感覚を大事にしていけば失敗はないんじゃないかな、と。

 

なんかZONDA万歳なブログになったかw

肝心のレースの結果は

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自分が年代別30代2位、総合2位を頂いた。ゆうきが両方1位、ともちが年代別1位、総合3位、まさるちゃんが年代別3位。と全員入賞♪日頃の練習の賜物だ。

 

今のメンツが自然に集まった奇跡に感謝しつつ更に切磋琢磨して高め合っていきたい。

 

 

 

 

 

ロードバイクのトレーニングにおいて一番重要なもの

なんか最近こんなタイトルばっかりで書いてる気がする。
ただトレーニングを続けるなかでモチベだったり、知識だったり、機材だったりするよりももっと大切なファクターがあって自分はそれにすごく恵まれているなと感じた。
それは切磋琢磨できる練習仲間だ。

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んまー自分の周りは奇跡的に練習大好きな変態が集まり、誰かが勝手に練習会が組んでいたり、呼びかけなくてもほぼ100%出席という面々ばかり。
逆に毎回全力を出す面々なので一回参加して心が折れてそのまま来なくなるというケースもよくあるwこういうのは来るもの拒まず、去る者追わずで継続していけば良いのかなと。

 

まあそんな練習仲間がいるメリットとデメリットをまとめる

 

1.疲れたりモチベが下がるのを防げる

今日は走ろうかどうしようかって気持ちの時も、お!今晩夜練あるな!ってなると自然と乗ってしまう。それに自分が休んでる間に誰かが走ってるのを見て刺激を受ける時も多々ある。心の根底にあいつらに負けてられない!というものがあるのだろう。仲間とは友達ではなくライバルに近いんじゃないかしら?w

 

2.強度が維持できる

一人なら息も絶え絶えになり、脚がパンパンになったらすぐに緩めてしまうだろう。ただ集団で走っていると千切れ=死(二度と車列復帰できない)という意味なので意地で食らいつく。この食らいつきを何度も重ねる事で限界突破を促せるし、キツい時の凌ぎ方を体が覚えていくようになると思う。逆に調子の良い時は仕掛けまくってちゃんとオールアウトするw

 

3.毎回レースをイメージした展開で力試しができる

強度維持に近いものだが、必ず調子の良い悪いが誰にもあって、調子の良いヤツは躊躇なくアタックをかけてくる。それに振り回されながら耐える。ゆうきに聞いた話だが、この間のレースの表彰台にあがった面々はローラー練やグループ走は一切しないで、こういう千切り合いの実践練習しかしていないそうな。

 

デメリット
1.時間を合わせる事によるロスや手間がある

これは意外と馬鹿にできない。待ち合わせる時間があれば少し前もって到着するのが大人のマナー。一人ならその10分程度でも2~5km程度走れたりする。あと練習日時の周知の手間なんかも出てくる。そういうシガラミを嫌う人はパッと一人で走って終わらせた方がストレスがなかったりする。


2.脚の差があるとお互い練習にならない

例えばヨーイドン!でスタートしても2時間の練習の序盤5分で千切れて一人旅となっては全く意味をなしていない。逆に速い人が遅い人にペースを合わせてもトレーニングとしての価値はだだ下がり。近いレベルで鎬を削りあってこその練習仲間だと思う。
今の練習仲間内でも「誰かが成長してレベルが合わなくなったらソイツは別のグループを探して練習をするだろう。だから全員が常に誰よりも強くなろうと取り組んでいないと練習会ってのは成立しない」って話はよくする。

 

3.そもそもそういう相手がいない

よくあるのが2の同じレベルの人を探すのが困難な場合。その場合は少し上、少し下あたりも視野に入れて探す。少し下の層の場合は最初は育てていくという過程も必要だが、向上心の高いタイプの人であれば練習会の強度にすぐ食らいつくようになると思う。折れない気持ちを持ってる人を周囲はリスペクトしてるし、脚力云々よりお互いリスペクトしあえる環境ってのが大事かもと思う事もある。

 

 

とまあ、色々書いたがまずは安全第一が原則となる。良い練習会もケガや事故があっては台無しになるので、熱中しながらも常に冷静さを持ち、集団走行も周りの動きをしっかり見る習慣をつければ尚よいかと。

今のトレーニングが効果的なのかどうか見極める指標

人によってトレーニングの成果を図る方法は様々だと思う。例えばある区間のタイム、FTP、MAX出力、、、なんとなく漠然としていたり、長期的に向上させていく数値だったりするので今のトレーニングの効果が出ているのか否か判断し辛い。

 

最近STRAVAもトレーニングサポート的なサービスを始めているのも興味深い。ただ本来はコーチングできる人にデータを渡して解析してもらうのが一番なんだろうが、自分はそんなお金あるなら補給をケチらず行いたい(そのレベルで金がない)

 

そこでフリーソフトのゴールデンチーターで検証してみる事にした。

定量的なデータを見たほうが間違いないだろうとパワーデータを取り出した頃からのグラフを見ていきたいと思う。

 

1.有酸素能力 AerobicPower

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背景に青く色付きグラフとなっているのがTISS(この場合有酸素運動におけるTSS)。2000km/月走をしていた4.5.6月あたりが盛り上がっているがそれ以前のトレーニング量の貧弱さを実感。折れ線グラフは5.10.20.30.60分のMAX出力となる。この折れ線グラフが右肩上がりならどんどん強くなってるんだろうがそう簡単に強くはならないという事がうかがえるw
その中でも6月頃にピークが来ているように見える。有酸素系のトレーニング量が増えた効果ともとれる。そこから2000km/月走を中断して下降気味。こういうのは波があるもんなのか、それともトレーニングの継続で維持出来るのか検証が必要だ。

 

2.無酸素能力 AnaerobicPower

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先ほどと同様に背景赤色が無酸素域のTSS。直近数か月で無酸素域のトレーニング量が一気に増えている事がわかる。折れ線グラフは上から1.10.15.20.30.60秒のMAX出力だ。無酸素域のトレーニング量にあわせて1~20秒あたりの出力が向上しているのが読み取れる。わりとTISSと近い動きをしているので、無酸素能力はやれば即効果が出るが、やらないとすぐ落ちる…という事が言えるのではないか。一般的にオフに有酸素、シーズン中に無酸素トレーニングを行うというのはこういう事もあってだと思った。8月末をピークに下げてるのでトレーニングを見直そう。

 

3.まとめ

やってるトレーニングが正しいかどうかまでは判断できないが、今の自分がどういう状態かを見る事は出来そうかなと。せっかくデータを収集してるのに役立てない手はない。あとは数字やデータは見る人が思う通りに解釈できる性質もあるので振り回されないように体の声とちゃんとリンクしているかチューニングも必要だとも思う。

ついにやってきた!こんたろうカップ当日

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こんたろうカップ。それは誰も知らない草レースであり、勝っても誰にも誇れない、そして何も得られない、誰得なイベントである。

そんな鬼畜な催しに参加した20名弱の変態たち。
彼らは日々各々のチームで切磋琢磨し、ヒルクライムイベントでは必ず顔を合わす『ほんもの』のロードバイク好きである。

 

参加者

まず今治からSSR。各々が所属チームをもっているがトレーニングに飢えたトレ中毒達が集まり形成。発起人のけいっちパイセンは我がロードバイク論の師匠的存在でありロードレースとなれば千通りの戦略を使い分けるブレイン的存在。そこにオールラウンダーのYmasakiさん、猪ルーラーのクボタドール、新居浜からともちが加わり完全に野獣使いと獣たちみたいな構成となるw

 

次に松山らくりん。ヒロさんと言えば愛媛でヒルクライムしている人ならどこかで知っている存在じゃないかしら?今年の石鎚もてっぺんクラスの先頭集団でバチバチな走りを見せていた。そしてリーダーのにゅーさん、温厚な口調、表情とは裏腹に走り出すとその気迫で周囲を委縮させる所謂覇王色の使い手的なお方。そこに進撃の巨人ことケンゴさんが加わる。ケンゴさんは周囲にローディが勝手に集まる愛されキャラ的な人柄で周りに剛脚が多いあまり貧脚と称するが一線級の走りを見せる。そして助っ人に某ヒルクライム年代別元チャンプO君が加わる。彼の走りを見るのは初めてなので楽しみ。

 

やべチーム紹介だけで結構文字食うや…w

 

次に松山Limit Vertex(綴り違ったらすみませんw)。ラーメン大好きGoさんは毎朝変態坂練をして今年の石鎚で一時間切りを達成!それだけで飽き足らずレース後も鍛錬を続ける変タ…おっと誰か来たようだ。そこに長身イケメンのIZUMIさん、MJさん。二人もSTRAVAで見てると山ばかり攻めててほんとに変タ…ゲフンゲフン!3名のチームだが今回は助っ人にGOさんの義兄の34さんやIWASAKIさんが加わり5名体制となる。


そして我々新居浜連合は普段夜練で集まるメンバーで構築。新星チームCR3Wより自分の知り得る愛媛で5本指に入る剛脚あまちょさん。そして新居浜界隈ではKOM職人として名高いTEPP@Yさん。そして無所属ながら石鎚で55分の好タイムをマークしたマサルちゃん。そして私の四名。

 

しっかしよーこんなに集まったな。皆知り合いとは言え、集合してブリーフィングしてる時の様子は完全に小規模イベントの集まりだったw

さてさてコースは愛媛国体コースのうち、海岸線から橋との合流地点手前までの31km。交通量が少なく、市街地を避け、島民の方々に迷惑をかけないように執り行う。

 

レース内容

スタートはローリングスタート。リアルスタートから即自分がアタック。これにヒロさんが反応。各チーム逃げを一名づつ送りこんできてるのかしら?と振り返ると自分を入れて四名。予想を裏切りSSRが逃げを送らず。LVが二名(うち一名はエースのMJさん)。

 

向かい風の海岸線を体感70~80%の強度でローテ。そのころメイン集団ではLVがペースをコントロールし逃げを追わせない展開を作っていたとの事。

 

完全に策士LV!ロードレース経験ないんで…なんて言うてたのに一番曲者だったw

 

海岸線を抜けると最初の坂。距離は500m程度だが直線的に斜度がある。ここでダンシングでアタック。LVの二名を削りに行ったが、そのまま抜け出せてしまった。ヒロさんはすかさずツキイチに。ただ息が上がっている様子。逃げ切りを狙ううえでヒロさんと二人で終盤戦登るのは正直キツイ…だもんで序盤だが逃げグループを解散させようと下りで単独アタック。これが決まり、ヒロさんとの差は15~20秒程度に。

 

平地だが向かい風が終始吹いているので体重の軽いヒロさんには不利な展開もあってそのままペースで踏み逃げる。そしたらヒロさんとMJさんが合流しているのが見えた。二人で追われるとちょっとキツいな…ある程度マージン稼いだら無理せず合流かな?と思ったところで最初の分岐点。大山祗神社周辺の市街地ゾーンへ。後ろとの差を確認する為に振り返るも二人が来ない…一向に来ない。明らかに遅い。これは落車か道をロストしている。

 

そう頭によぎった時点で脚から力が抜けていった。人間張り合うものがないと緊張感を保てないw最低限200wは維持しながら走る。短い緩い坂をインナーでいなそうとしたその時、突然メイン集団が背後に現れる。しかし人数は6名ほど。新居浜連合3名にらくりんのにゅーさん、SSRのクボタドールとともち。先頭はSSRが積極的に牽引し集団をシャープにしてきたと思われる。

 

確かにこの二名は向かい風だろうと多少の斜度だろうとほぼ平地であれば無類の強さを持っている。猪突猛進型の二人が逃げに反応せずここまで自分の仕事に徹しているのは他ならぬパイセンから知恵を授けられたからだろうw

 

少し間をおいて、再度アタックをかける。新居浜の人数が揃っているので多少冒険できる。


ここで猪たちが挑発にのって追いかけてきてくれれば猪ジャックし、うまくコントロールして逃げ集団を作れる。そんな淡い思いは一瞬で消えたw猪たちが荒ぶっていない!冷静に淡々と自分の仕事をこなしている。。。単体では勝負にならず数分逃げて集団に吸収された。


トンネル前の最後の峠がくる。見た目にもパンチがある坂でマサルちゃんが一世一代の大仕事をする。

 

「今日最後までついていけないと思うんで、何か仕事が出来るなら言うて下さい」

 

レース前そう言っていた男が本能のまま飛び出す。新居浜の二人もアタックに乗って前線へ。これにはともちもにゅーさんもキツい声を上げていた。

 

そしてクボタドールはその背中を見つめながら「あとは…坂は任せた」と言い酷使してきた脚をついに緩めた。

 

かくいう自分もすでにバックファイヤーしていたので新居浜の勝利を確信し戦線を離脱。

 

そこからは聞いた話でしかないが最後までTEPP@Yさんが牽き、あまちょさんが発射されワンツーフィニッシュ。粘ってついていったにゅーさんが三位。そしてともちの順にゴール。

 

ゴール後、ルートをロストしたヒロさんたちが最後にゴール。
そしてヒロさんに釣られてロストしたLVのエースMJさんw
結果的にLVを完封したのはヒロさんだったわけである。

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1時間ばかりのレースだったが皆疲労困憊だった。それだけ出し切れたのだと思う。今回は仕切りの悪さからコースロストが多発してピリッとしなかったのでプレイベントとして、次回ちゃんとやりあって最強を決めたいと思う。

 

そしてロードレースの楽しみをちょっとでも感じてもらえたら幸い。
個別でLINEに楽しかったとか貰えて開催してよかったなと思えた。
そして集まったメンバーは皆チームの垣根を越えて交流していってほしいなと思うこの頃。

また楽しい事を考えてみんなを巻き込みたいと思う。

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JBCFデビュー戦

今日は待ちに待ったJBCFのやまぐちクリテリウム。先に結果を言うとDNF。この結果に不満がないかというと全力であるw参加する上で優勝する事以外考えていなかったからだ。

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レースというのは運次第の部分も大きいが、それだけで言ってしまうと不運な日はレースを捨てなければいけなくなる。運を掴むのも実力がないとダメだし、少しの不運を最低限の被害にとどめるのも実力。完全に実力不足。

 

本気で競い合うレースってやっぱ面白いな。ロードバイクってやっぱ面白いな。

 

でも負けるのは悔しいので次は勝とう。その為の努力と準備を経験から積んでいこう。

 

自分は完全にロードバイクの虜だ。こんな楽しい事に出会えて良かった。

 

ヤケマックのおかげで気持ちは超絶ポジティブ!w男前なドナルドは俺の悲しみを全部受け止めてくれたぜぇ。

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AKの言ってた一六タルトの天ぷらというものを食したり小旅行も楽しんだw

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